イラン南東部～アフガン南西部のシスターンに暮らすバルーチ族によって100年程前に織られたソフレ（食卓布）と呼ばれるキリム。
細長い形のソフレはこの上にお食事を載せて、みんなで食卓を囲む際に使われたキリムです。
グリーン、ブラウン、レッド、インディゴで描かれたジグザグ紋様。
切り替え部分のデザインやキリムエンドもアクセントになっており、とてもかっこいいです。
絶妙な色合いがとてもお洒落で洗練された雰囲気もあり、織り手のセンスを感じる一枚。
しっかりとした作りになっており、目立ったダメージも無し。
長いサイズなので大家族で使われたものなのでしょうか？
考えるだけで楽しいですね♪
この先も使えば使うほど小慣れた風合いになっていく経過を楽しめるキリムです。
廊下や土間、ガレージに敷いたり、古民家の縁側に敷いてのんびりするのも良さそうです。
是非お気に入りの場所にどうぞ！

年代：1920年代
産地：イラン
素材：ウール
サイズ：226cm x 85cm